Tuesday, August 2, 2016

*openMSXドキュメント日本語版 翻訳方針

翻訳に当たって、以下の点はご容赦ください。

・何より最後までまとまった形でリリースするのを目的とするため、負担のない形で進めています。
・空き時間を作って、少しずつ訳しています。そのため、気をつけてはいますが、翻訳時期によって若干訳語が違う場合があります。
・ブログのシステムの関係で、レイアウトが若干貧弱です。表組みなど、見栄えが悪いところがあります。
・意味が変わらないと判断した時は、原文の長い文章を積極的に短く切って訳しています。
・読んでくれるであろうユーザーの層を考えて、専門的な用語は一般的な用語に訳すか、訳注をつけています。
・ノリで訳した部分、深夜帯に訳した部分は若干「あれ?」という部分があるかもしれませんが、そのような場合は原文の記述にもあたってみてください。

Monday, August 1, 2016

openMSX設定:kbd_mapping_mode

kbd_mapping_mode


キーボードドライバーは二つのマッピングモードで動作します。「キー」マッピングモードと「キャラクタ」マッピングモードです。

キーマッピング:
ホストのキーボードで押されたキーをMSXのキーボードの特定のキーにマップします。このモードはホストキーボードとMSXキーボードが同じレイアウトになっていたり、キーボードマトリクスを直接キーボードマトリクスを読んで、キャラクターマッピングモードでは自動生成できないある特定のキーの組み合わせをユーザーに要求するときに便利です。

キャラクターマッピング:
ユーザーに入力された文字がMSXで文字列を入力するのに適切なキーコンビネーションにマッピングされます。例えば、ユーザーが!という文字を入力すると、openMSXはMSXのインターナショナルモデルをエミュレートし、キーボードドライバはMSXキーボードのシフトキーと1を押します。これはホスト側のキーボードで!の文字を入力するのにキーが1つ、もしくは複数で押されたか否かにかかわらず行われます。これはユーザーがホスト上ではAZERTY配列で、MSX上ではQWERTY配列を使っている場合、または、日本版MSX上でUS-QWERTYキーボードが使われている場合に便利です。
特殊キー(CAPSLOCKのような)はキーマッピングモードと同様、直接にマップされます。

使用例:
set kbd_mapping_mode
set kbd_mapping_mode CHARACTER キャラクターマッピングモードを設定
set kbd_mapping_mode KEY キーマッピングモードを設定

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openMSXコマンド:slotmap

slotmap


どのデバイスがどのスロットに挿入されているか表示します。関連コマンドのiomapも同様ですが、iomapはI/Oマップ上のデバイスを表示します。

使用法:
slotmap 現在のMSXマシンのスロットマップを表示します。

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