Friday, August 5, 2016

openMSXコマンド:after

after

あるイベントが終わった後にコマンドを実行します。例えば、一定の時間が過ぎた後や、エミュレーターを一定の時間アイドル状態にする、などです。

遅延するコマンドは、一度だけ実行されます。一定期間ごとにコマンドを実行したいのであれば、これが実行されるたびにコマンドを再度発行してください。afterコマンドは遅延したコマンドのidを返します。遅延したコマンドのリストの問い合わせや遅延したコマンドのキャンセルも可能です。

使用法:
after time <seconds> <command>ある時間が過ぎた後にコマンドを実行する。時間はMSX側の秒数になります。
after realtime <seconds> <command>ある時間が過ぎた後にコマンドを実行する。時間はホスト側の秒数になります。
after idle <seconds> <command>アイドル状態がある時間過ぎた後にコマンドを実行する。時
after frame <command>ビデオフレームが終了した時に実行する。 (VDPスキャニングが vsyncに達した時)
after break <command>ブレークポイントに達した後に実行します。
after boot <command>ブート(もしくはリブート)した後にコマンドを実行します。
after machine_switch <command>新しいマシンに切り替えた後に実行します。
after <input-event> <command>与えられたイベントが起きた後にコマンドを実行します。
イベントとは、マウス、ジョイスティック
、リサイズのイベントなど、bindコマンドと共通です。
after info遅延した術のコマンドを一覧にします。
after cancel <id>与えられたidのコマンドをキャンセルします。
使用例:
after time 2.6 "set renderer SDLGL-PP"
after idle 100 exit
after info
after cancel after#2
after "mouse button1 down" foo

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