Monday, August 1, 2016

openMSX設定:kbd_mapping_mode

kbd_mapping_mode


キーボードドライバーは二つのマッピングモードで動作します。「キー」マッピングモードと「キャラクタ」マッピングモードです。

キーマッピング:
ホストのキーボードで押されたキーをMSXのキーボードの特定のキーにマップします。このモードはホストキーボードとMSXキーボードが同じレイアウトになっていたり、キーボードマトリクスを直接キーボードマトリクスを読んで、キャラクターマッピングモードでは自動生成できないある特定のキーの組み合わせをユーザーに要求するときに便利です。

キャラクターマッピング:
ユーザーに入力された文字がMSXで文字列を入力するのに適切なキーコンビネーションにマッピングされます。例えば、ユーザーが!という文字を入力すると、openMSXはMSXのインターナショナルモデルをエミュレートし、キーボードドライバはMSXキーボードのシフトキーと1を押します。これはホスト側のキーボードで!の文字を入力するのにキーが1つ、もしくは複数で押されたか否かにかかわらず行われます。これはユーザーがホスト上ではAZERTY配列で、MSX上ではQWERTY配列を使っている場合、または、日本版MSX上でUS-QWERTYキーボードが使われている場合に便利です。
特殊キー(CAPSLOCKのような)はキーマッピングモードと同様、直接にマップされます。

使用例:
set kbd_mapping_mode
set kbd_mapping_mode CHARACTER キャラクターマッピングモードを設定
set kbd_mapping_mode KEY キーマッピングモードを設定

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